


コーヒーの効能について
コーヒーの効能について色々と言われていますね。
- カフェインによる脂肪分解でダイエット効果!?
- 香り成分によるリラックス効果!?
- 血液循環と代謝を促進することで二日酔いに効く!?
そして、肝臓への良い影響について、色々なエビデンス情報があります。
1日3杯以上のコーヒーで肝臓に保護効果
米国栄養学会から1日に3杯以上のコーヒーを習慣的に飲んでいる人は、全く飲まない人と比べて肝疾患による入院リスクが有意に低減したという研究結果が発表されています。コーヒーの摂取量と肝疾患に関連した入院や死亡リスクとの関連を調べた結果、人種、所得、健康状態や食事内容で調整後も、コーヒーを1日3杯以上摂取すると肝疾患に関連した入院リスクは有意に21%低下するとの結果であった、とのことです。
コーヒーや茶に肝臓の保護効果?
コーヒーやハーブティーを日常的に飲むと慢性肝疾患を予防できる可能性があることが、「Journal of Hepatology」オンライン版に掲載されました。年齢や性、BMI、食事内容などの生活習慣を考慮しても、コーヒーを頻繁に飲む人では肝線維化のリスクが4.1%で、たまに飲む人(6.9%)や全く飲まない人(7.8%)に比べて有意に低いことが分かったとのこと。茶については、ハーブティーの摂取量のみが肝線維化リスクの低下に関連していました。

コーヒーで肝細胞癌は半減?
米国消化器学会は、コーヒーの摂取により肝臓癌の40%を占める肝細胞癌のリスクが低減することを示した最近のメタ分析を紹介しました。学会誌「Clinical Gastroenterology and Hepatology」に掲載されました。コーヒーを1日3杯飲むと肝臓癌リスクが50%以上低減するそうです。


