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コーヒーの効能、寿命延長効果も

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コーヒーの効能、寿命延長効果も

 

コーヒーによる寿命延長効果に関する論文が「JAMA Internal Medicine」オンライン版に掲載されました。

摂取量が多い人は早期に死亡するリスクが低下する、とのデータです。

対象は成人の英国人約50万人(平均年齢57歳、女性54%)による2006年から2016年までデータの解析になります。

その中で、コーヒーを飲む習慣のある人は約80%おり、10年以上の追跡の間に死亡した人数は約1万5,000人弱でした。

その中で、コーヒーを全く飲まない人の死亡リスクに対し、1日に飲む量の違いでと比較したところ、下記の結果が示されました。

1日1杯以下の人の死亡リスク:6~8%低下

1日6~7杯飲む人の死亡リスク:16%低下
1日8杯以上飲む人の死亡リスク:14%低下

この延命効果は、レギュラーコーヒー、インスタントコーヒー、カフェインレスコーヒーで特に違いはなく、カフェインの代謝(分解能力)の違いでの効果の差はありませんでした。

コーヒーには、薬理作用を有する化学物質が1,000種類以上含まれていると言われます。
抗酸化作用、抗炎症作用、抗がん作用、心疾患予防、糖尿病予防、認知症予防、うつ病予防などの効果を有するポリフェノールも豊富に含まれています。

カフェインはその中の成分の一つに過ぎません。

この寿命延長効果は、その中のいくつかの成分による効能と考えられます。

 

かっぱ君
だからと言って、カフェインが苦手な人が、わざわざ飲み始める必要はないですよ。

 

カフェインの摂りすぎが身体に良くない影響を及ぼす人もいますからね。
妖精

 

コーヒー1日1杯で女性の糖尿病患者に延命効果が

 

コーヒーというより、カフェインの効果によるエビデンス情報です。

ポルトガルの研究で欧州糖尿病学会(EASD 2017)で発表されています。

この研究によれば、コーヒーを1日1杯以上飲む女性患者(Ⅰ型及びⅡ型糖尿病)では、コーヒーを全く飲まない女性に比べ、死亡リスクがなんと約5~6割低下したという報告です。

コーヒーに限らず、カフェインを含有する紅茶、ソフトドリンクも含まれているようです。

ただ、この結果はなぜか女性に限られ、男性には効果に有意差はなかったようです。

データ解析の結果、女性の糖尿病患者において、全く摂取しない女性に比べたカフェイン摂取量別の死亡リスクは以下の結果でした。

 

1日当たりのカフェイン摂取量

100mg(レギュラーコーヒー1杯分に相当)
100mg未満の女性の死亡リスク:51%低下
100~200mg未満の女性の死亡リスク:57%低下
200mg以上の女性の死亡リスク:66%低下

 

また、次のような結果も示されました。

「コーヒー」からカフェインを摂取する女性:

心血管疾患による死亡リスクが低下
「紅茶」からカフェインを摂取する女性:
がんによる死亡リスクが低下

 

紅茶を全く飲まない女性に比べ、紅茶を多く飲む女性は、がんによる死亡リスクがなんと80%も低い結果が示されました。

ただし、紅茶に関しては対象人数が少数であったことから、データの信頼性はやや低いものと考えられます。

コーヒーや紅茶にはカフェインの他、インスリン抵抗性を改善すると言われるミネラルやファイトケミカル、抗酸化物質が関係している可能性もあります。

 

ペガサス
有益性の確認には、更なる比較試験が必要と言われています。

 

男性糖尿病患者でカフェイン摂取の有益性が認められなかったのはなぜじゃろうな。。。
龍じい

 

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はねかわ

はねかわ

医療の世界に身を置き、常に情報収集。エビデンス情報が確かな承認医薬品に加え、積極的なエビデンス収集がなされにくいサプリメントや健康食品にもスポットを当て、予防医学、プレメディケーションの分野に貢献できればと考えています。専門分野は薬学、有機化学。薬学修士。

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