お金の特徴を知って、自己投資することで健康寿命を延ばしましょう!
お金のことを真剣に考えたことありますか?
前回の記事にも書いたとおり、日本人にはあまりお金について教育を受ける機会がありません。
大人になり自分で必要性を感じてから、初めて教養を身に着けるための講習に自費で参加したり、書籍を購入したりするのが一般的です。
一方海外では、子供のころから学校でも家庭でもお金に関する正しい知識を教える機会があります。
小さいころからお金の使い道を考えるスタンスが身についています。
日本人はお金を大切にしまい込む
日本は借金大国だと言われます。1,000兆円を超える負債を抱えているのは事実です。
国でも財政破綻はします。かつて、ギリシャや韓国が破綻しています。
では日本も破綻するのでしょうか?
日本は借金も多いですが、世界一資産を持っている国です。
また、借金の殆どは国内の金融機関が債権という形で購入したもので、日本は日本国民からお金を借りています。
未来のことはわかりませんが、直ちに財政破綻するような環境にはありません。
ただ、人口減少は確実に進み、少子高齢化は特に若者世代の生活を圧迫していることは間違いありません。
若者たちは公的資金による生活改善を当てにするのではなく、自力で資産を作り、運用していかないと明るい老後生活は送れないと思った方が良いでしょう。
タンスにお金を仕舞い込んではお金は増えず、お金の有効活用ができないのです。
お金持ちってどんな人?
皆さんはどんな人をお金持ちであると考えますか?
大豪邸に住み、高級車を何台も保有し、毎日豪遊している人たち?
もしかしたらそんな人もいるかもしれませんが、一時的に莫大な収益が有り、そうなった人もいるかもしれません。
彼らのお金はやがて底をつき、逆に借金人生に変わるかもしれません。
年収1,500万円の人はお金持ちでしょうか?
必ずしもそうではありません。
年収500万円の人はお金持ちにはなれないでしょうか?
いやいや、そうとも限らないのです。
お金持ちはお金を持っていますか?実はそんなに持っていないお金持ちもたくさん存在しているようです。
その場合の「お金」とはキャッシュや預貯金などのことになります。
お金は資産に変えることではじめて生きたお金となるのです。
お金の特徴を知ることが大切です
お金にはどんな特徴があるのでしょうか?
タンスに仕舞った100万円はずっと100万円です。減ることはありませんが増えることもありません。
銀行に預けた100万円は利子が付いて増えますね。今は、超々低金利時代、タンス預金も銀行預金も一般大衆にはさほどの違いはありません。
10億円くらいあれば銀行預金でもそこそこの利子がありますので、ある意味、超ローリスクな運用になるかもしれませんが…
運用で増えるお金は複利により増えるスピードが上がっていきます。
何かを購入した場合はどうでしょうか。お金は消えて「物」が残ります。
その「物」に資産価値があるのか、無いのか。その点は非常に大事になってきます。
ただの「物」は、意味の無いゴミと言い換えても良いかもしれません。
その時欲しかった物がただ場所を取る無用の長物になる場合はあるあるですね。
たとえメル○リで売れたとしても資産が増える訳ではありません。
海外でのお金の認識
日本人は余剰のお金を預金することが多いようですが、海外の先進国では投資に使う傾向にあります。
投資というと日本人には怖いもの、リスクのあるものと思われがちですが、投資の種類によりけりです。
複数の投資先を選択することで、安全に確実に資産を増やし、将来に備えるという考え方です。
投資とギャンブルの区別をしっかりとつける教育がなされているのです。
彼らは投資し、運用することで資産を増やしていきます。
買った家は資産でしょうか
就職し、結婚して土地付きのマイホームを購入します。土地とマイホームは資産でしょうか?
その家に住み続ければ、経年劣化し、2~30年後には補修も必要となります。リフォームなどするかもしれません。
資産価値は年々下がり、資産価値を維持するために資金投入が必要になる訳です。
資産価値が上がっていくものを購入することこそ、投資であり、資産運用になります。
そういう「物」にお金を使うことが大切になってきます。
買った家を第三者に貸し、家賃収入が得られれば、家を資産に変えることができるのです。
使うお金と使ってはいけないお金
映画「マルサの女」で山崎努さん演じる脱税調査対象者が、コップの水の話をするシーンがあります。
ポタポタと落ちる水をコップで受け止め、
半分貯まったところで喉を潤すために飲んでしまってはダメ。
いっぱいになって溢れて垂れてくる水をなめるのだ。
というようなセリフがあります。
これこそが真のお金持ちのお金の使い方、というわけです。
お金を生むのはお金、という訳で、どのようにお金に働いてもらうかが重要になります。
その結果、コップから水が滴り落ちてくれるのです。
お金の使い道
衣食住、最低限必要なことにお金は使わざるを得ません。
コップからあふれ出る水のようなお金があれば、はじめて何に使ってもOKなのです。
しかし、ほとんどの我々一般庶民のコップはいっぱいにはなっていません。
「コップをいっぱいにする」ことから始めなければならず、そのお為に何に支出をするのかをしっかりと考えなければなりません。
計画性の無い人にはなかなか困難な作業になります。家計簿つけていますか?
年収1,500万円あっても、贅沢品や衣食住に必要以上にお金を使っていてはコップの水はいっぱいにはなりません。
年収500万円でも計画的に必要最小限のお金を消費し、余剰のお金を貯金ではなく上手に運用することで、コップの水をいっぱいにすることも可能なのです。
お金持ちの食事
このブログはお金のブログではなく、健康・長寿・若返りがテーマです。
健康への投資は人生にはとても大切です。
お金があるからといって、コップから溢れ出た水で毎日ご馳走ばかり食べていると健康を害してしまうかもしれません。
しっかりと食事の量をコントロールすることで内臓への負担を減らすことも大切です。
勿論、食事の質を考え、規則正しい生活を送っているのです。