健康

健康寿命を短縮するロコモティブシンドローム

更新日:

ロコモティブシンドローム

 

Locomotive syndrome

 

ロコモティブは直訳すれば「機関車」。ヒトの運動機能を意味します。

シンドロームは「症候群」。一連の障害や症状を示す言葉になります。

つまり、身体の運動に関連する器官である「運動器」に変調が生じることにより、運動機能が低下することを意味します。

 

ロコモティブシンドロームの要因

 

大きく「疾患」と「加齢」に分けてみます。

 

要因となる疾患

骨粗しょう症、変形性関節炎、変形性脊髄炎、関節リウマチ、腰痛症など

 

加齢による要因

筋力低下、体力低下、持久力低下、バランス能力低下など

 

ロコモティブシンドロームになると

 

日常生活動作(ADL:Activities of Daily Living)が確実に悪化していきます。

日常生活動作とは、朝起き上がる、トイレに行く、食事をする、お風呂に入る、着替えをするなど、日常生活での最低限必要な動作です。

最終的には「寝たきり生活」「要介護生活」となります。

健康寿命、即ち、より良い人生が短縮します。

 

小悪魔
片足立ちができなくなったら要注意!

 

階段の登りや横断歩道を渡るのが大変だったり…
ユニコーン

 

龍じい
ロコモで家の何もないところでつまづくこともあるんじゃ…

 

ロコモティブシンドロームの予防

 

疾患が要因となる場合は、疾患の治癒を行う必要があり、自己の力のみでは困難でしょう。

しかし、健康な高齢者が体力・筋力を維持することにより予防することは可能と思います。

何度も書きますが、基本はやはり「食事」と「運動」です。

 

命のスクワット

 

下肢、特に大腿骨とその周りの筋肉への刺激は長寿の秘訣です。

歩行による骨への振動は骨代謝に良い影響が有ります。

また、オステオカルシンという若返り物質の分泌を促します。

詳しくはこちらを。

 

 

しかし、歩行による転倒で骨折などのリスクが有る高齢者は「スクワット」で同様の効果を得ることが可能です。

机に両手を置いたり、何かにつかまった状態で膝を曲げたり、逆に片脚を上げたりすることで、筋力や骨への刺激が可能です。

無理せず、しかし毎日少しでも行うことが大切です。

 

毎日しっかり栄養を

 

主食、主菜、副菜からバランスの良い食事を採ることはとても大切です。

 

エネルギー源である炭水化物

筋肉や臓器、血管組織を作るたんぱく質

エネルギーやホルモン等の原料である脂質

あらゆる組織に必須のミネラル分

補酵素として多くの役割を持つビタミン類

 

これらを万遍なく摂取し、適度な運動を行えば、病気にもロコモにもなりにくい身体が作れるはずですね。
かっぱ君

 

無理なダイエットをしていると、骨粗しょう症やサルコペニアからロコモティブシンドロームへ進行する場合があるので、要注意です。

サルコペニアについてはこちらを。

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

 

  • この記事を書いた人
はねかわ

はねかわ

医療の世界に身を置き、常に情報収集。エビデンス情報が確かな承認医薬品に加え、積極的なエビデンス収集がなされにくいサプリメントや健康食品にもスポットを当て、予防医学、プレメディケーションの分野に貢献できればと考えています。専門分野は薬学、有機化学。薬学修士。

-健康
-, ,

Copyright© 自分の力で健康、長寿、若返り! , 2018 All Rights Reserved.