健康寿命を延ばすために大切な「お金の知識」。
今回は株式投資を行うために必要な知識として、株式投資に必要な銘柄指標についてまとめました。
PER 15倍以下
PBR 1倍未満
ROE 5%以上
自己資本率 50%以上
配当利回り 3%以上
連続黒字決算
長期成長が見込めるビジネス・テーマ
勿論、この知識のみで株式投資が成功するわけでは有りませんが、銘柄選択には最低限必要な知識なので、一緒に学んでいきましょう。
こんな私も超初心者です!
これから上がる可能性のある銘柄は?
国内で購入可能な株式や投資信託は約4,000銘柄有ります。
その中から、有望株を選択するのって、至難の業ですね。
会社の成長を期待して購入するのも良いですが、現在の株価が比較的割安であると判断できれば、更に今後上昇する可能性が有りそうです。
いわゆる「割安株」と言われるものです。
勿論、いくら割安でも、会社が倒産してしまえば、ただの紙くずになってしまいます。
「安定」した企業であり、株式が「割安」である銘柄が一つの選択になりますね。
割安株を探すための指標
株式関連の指標には三文字の略号がいくつか登場します。
「PER」「EPS」「PBR」「BPS」「ROE」…
これらの指標を分析することで、割安株を見つける一助になるようです。
色んな条件でふるいにかけることを「スクリーニング」と言います。
医学・薬学系でもよく使う言葉です。
昨今は簡単にスクリーニングするシステムも無料で公開されているようなので、利用してみましょう。
PER(株式収益率)
PERとはPrice Earnings Ratioの略で「株式収益率」を意味します。
また、1株当たり純利益を意味するEPS(Earnings Per Share)という指標が有ります。
PERは「株価がEPSの何倍まで買われているか」を示す指標です。
言い換えれば、1株当たり純利益の何倍の値段が付けられているかが判ります。
この指標で現在の株価が企業の利益状況に対し、割高なのか割安なのかを判断する目安になります。
PERの値が低いと株価は割安と判断できます。
PER(倍)= 株価 ÷ EPS(1株当たり純利益)
PERが低いほど「割安」
※15倍以下!
PBR(株価純資産倍率)
PBRとはPrice Book-value Ratioの略で「株価純資産倍率」を意味します。
1株当たりの純資産を示すBPS(Book value Per Share)という指標が有ります。
「株価純資産倍率」は株価が1株当たりBPSの何倍まで買われているのかを示すもので、PBRの値が低いと株価は割安と判断できます。
PBR(倍) = 株価 ÷ BPS(1株当たりの純資産)
PBRが低いほど「割安」
※1倍未満!
企業価値=株価である1倍が基準で、PBRが1倍未満であれば、株価が企業価値よりも安いことを意味します。
ROE(株主資本利益率)
ROEとはReturn On Equityの略で、「株主資本利益率」を意味します。
自己資本により企業がどれほどの収益をあげたのか、企業の収益性と株主の投資効率を測る指標になります。
ROE(%) = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
ROEの標準3%を超えると経営力有り
※5%以上!
自己資本比率
企業の総資産に占める自己資本の割合を示した指標です。
自己資本は株主から集めた資金や会社の純資産で、返済する必要のない資金になります。
この割合が高ければ「借金」が少なく、財務の安全性が高い安全な企業ということになります。
自己資本率(%) = 自己資本 ÷ 総資産
50%以上あれば倒産リスクは少ないと判断
※50%以上!
配当利回り
配当利回りは、購入した株価に対し、1年間でどれだけの配当を受けることができるかを示す数値になります。
同じ配当金額であれば購入時の株価が高いと配当利回りは下がり、株価が低いと配当利回りは上がります。
購入株価が同じでも配当金額が大きいと配当利回りは上がり、配当金額が小さいと配当利回りは下がります。
配当利回り(%)= 1株当たりの年間配当金額 ÷ 1株購入価額
高配当の基準は配当利回り3%以上
※3%以上
その他のポイント
これから株価が上がる可能性のある企業の条件として、下記のポイントを押さえましょう!
好調な業績、すなわち黒字決算が続いている企業
長期的な成長が見込めるビジネス・テーマを持っている企業


